ご挨拶

はじめまして。無記名アノニム(旧:塗木ちおり/カタナド)と申します。
このページでは、どうしてこのゲームが作りたいのか、それを書いています。
一言で言えば、趣味なんですが……。興味がある方は、ご覧になっていただけると良いのかなぁと思います。



あなたは、身体的なハンデをお持ちではありませんか?
見た目は全く普通の人と同じで、健康診断を受けても、いたって健康体ですか?
もし、あなたがそうであれば、生きづらいと感じたことがありますでしょうか。
“生きるのがつらい”ではなく、“生きづらい”。

私は、ふと、生きづらさを感じました。
人と上手く話せず、態度の一貫性もないため、理解が得られません。変な人……で済んでいればまだいいのですが、気持ち悪い人という目で見られているのではないか……。
それでもいいと思って、今まで学生生活を過ごしました。
最後に卒業した学校では、結局友達なんて一人もできませんでした。入学する前は引きこもりだったので、ほんの少しは、“誰かと仲良くおしゃべりする自分”、“誰かと仲良く遊ぶ自分”を空想し、楽しい日常を期待していました。
しかし、いざ卒業してみれば、そんなものは、叶うことがない、くだらない夢でしかなかったのです。
ああ、ぼっち(ひとりぼっち)を貫いた私は、偉いのです。誰とも仲良くなろうとしなかった私は、賞賛に値するのです。ぼっちは、ステータスです。

卒業した私は、フリーランスになりました。自宅に引きこもり、パソコンに向かうのです。
私は、趣味がパソコンやゲームといった液晶を見なくてはいけないことなので、仕事は、なるべくパソコンと離れた仕事がしたかったです。引きこもり性質なので、そこそこ体を動かす仕事がしたかったです。休みとかあるとかえって困るので、進んで社畜になりたいとすら思っていました。
でも、フリーランスを選びました。
それは、生身の自分の体で、他の生身の人間と関わりを持てないと、最後の学生生活で確信したからです。私の場合は、外見を晒すことができません。一応外に出られますが、誰かと話さなくてはいけないと思うと、誰かが、視界に私を映さなくてはならないと思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいです。こんな醜い姿、見る人を不快にするだけだと……、半分冗談、半分本気で思っているのです。

病院行けと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
何度か、いくつか病院には行きました……。
でも、どこでも『うつじゃないねw』みたいなノリで否定され続けて余計に自分が何なのかわからなくなるし、お金ばっかり親に払わせることになるため、疲れました。
それに、私の場合、この負でしかない精神から創作意欲が生まれているのです。そのため、治すことがひどく怖くなりました。
普通の人は、ぼっちを恐れるでしょう。しかし、私は、このマイナス思考をなくし、ぼっちでなくなることの方が、怖くてたまらないのです。

……共感する部分、ありましたか?

ぼっちをなくしたくないと思っても、ぼっちで、生きづらくて悩んでいることは確か。
長くなりましたが、同じぼっちの人を励ますように、またぼっちでない人によるぼっちへの誤解を解き、理解を深めていただきたくて、このゲームを作りたいのです。

ただし、私は、何とか障害とか何とか病とか診断されたわけではありませんし、その筋の専門家でもありません。

そのため、ガチはガチでも、病院やカウンセラーが出てくるような話ではなく、『普通の学校で、自分のクラスにこんな子がいたらどうするよ?』的なゲームが作りたいということは、先にお話しておきます。

2017/9/2

  • 最終更新:2018-07-31 20:16:55

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